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『恋愛大全集』創作ノート

以下、ここ最近『89年飛行』を知った方への創作ノートです。
このブログには載せたことない事実もあるので、隅々までこのブログをチェックしてくれた方も是非読んで見てください。

過去の記事はこのブログ下の、カレンダーを前に戻っていくと読めます。

<『89年飛行』の発端> 

 『89年飛行』はある女性の人生を非日常的側面から描く作品である。
 1999年春、僕は新潟から、東京中野区Nという地域に居を借り、舞台活動を始めた。とは言え、すぐに舞台に立てるはずもなく、まずは研究所からスタートということではあるが。Nという地域は中野のどの地域よりも家賃が安い地域だった。あるいはそうでないのかも知れないが、「僕が住むべき場所」はとても早く決まった。それが安かったからだ。6畳フロ無し、2万6千円。但し、一軒屋の2階で、大家との二人暮し。僕は即決した。早速、不動産屋の社員に連れられて会いに行き、そこで出会った襤褸家の大家が、とりもなおさず、『89年飛行』のモデルの女性である。とても小さなしかしにこやかな老女だった。
 その時既に80歳代半ば。彼女には家族が無かった。いや、かつてあったのだが、今は無い。そして、かつて、というのは、僕にはとても想像もできない遠い昔の「かつて」だ。たった一人の肉親、歳が十も離れた弟さんがいたが、年に3、4回来ると言った程度で、それほど日常的に付き合いのあるようには見えなかった。
 最初会ったときから、その外面からも漂う不思議さには気がついていたが、彼女の発する言葉には、当初疑いを持つほど、信じがたい物語が詰まっていた。それはとても魅力的で、まるで数十年もタイムカプセルに密閉され、地中でその輝きを潜めていたかのような魅力がある。それは僕の知的好奇心、表現者の卵としての好奇心をそそった。

 彼女の言葉は地中に埋もれた古代の有力豪族の墓の石室の側面に描かれた貴重な壁画のようなものだ、と考えた。これを話したら最後。もう二度と語られることはないし、一度語られた物語は時と共に風化して、いずれ無くなってしまうのではないか?(実際、僕が2年後この家を出ると、すぐこの女性は体調を崩し、「最後の物語」を病院のベットで夢見るように僕に託し、この世からいなくなってしまった。)僕は焦った。早くこの物語を「形」にしなくては。それは小説か、手記か、ビデオか、写真か、なにか資料集みたいなものか、慌てる僕は答えを簡単に見つけることが出来なかった。というのも、ある時期から、「物語」を話し終えるたび、女性は目に見えて老い、僕は酷く疲労してゆくような感覚が表出してきたからだ。



 2004年、僕はまだ東京で舞台俳優をしている。そして幸福なことに、幾人かの信頼の置ける先輩、仲間、ここ数年間で培ってきた舞台での表現を学んできた。そして、常々思ってきたこの「物語」の「形」をそろそろ舞台でできるのでは、と思うようになってきた。勿論、舞台という性質上、「物語」の事実を単純にお披露目しても面白くはないと思うし、僕自身、そういった嗜好性の舞台をやっていきたいので、女性の語った「物語」は、僕という人間を通した変容した「物語」として、舞台に立ち現れる、そんな舞台が『89年飛行』 なのである。

<『89年飛行』の過去と未来>

★プレアクト 悒肇ァ璽蝓爾離轡隋次
2004年6月29日、渋谷のライブハウス、PLUGにて。
老女の奔放さと熊谷自身を掛け合わせた女性キャラクターである「トゥーリー」をホスト(ホステスか?)に送るピアノと歌とTVモニタ映像と、MCのアクトライブ。
女性の出生、歩んできた半生をMCで語り、歌う。クライマックスは熊谷のキャラクターと女性の人生が交錯する。
後半はサービスの2曲で大盛り上がり!

★プレアクト◆慘愛大全集』
2004年11月6日、中野のスタジオ・サイにて
物語は、彼女の「物語」の登場人物、そして熊谷が新たに登場させる登場人物たちの物語。

★プレアクト『(タイトル未定)』
2005年5月?
再び女性自身の物語へ。おばあちゃん一人芝居?

★本公演『89年飛行』
2005年8月、都内某劇場にて?
どんな作品になるかは全く未定です。 銑のプレアクトを終えて、何をどんな形で「物語」るのかをかんがえようかと思います。

<『恋愛大全集』をどういう作品にするのか>

 現在10月20日。夜。このノートを綴りながら『恋愛』について思いを巡らす。まだ台本は完成していない。が、実はラストシーンだけはもう考えてある。
 10月2日に披露した小作品「毛の生えた究極の大地」は当初、『恋愛』の予告編のつもりで作っていた。しかし、たった20分の小作品にしては道具が多く、その扱いで収集がつかなくなっていたのは確か。それに、果たしてこれが、そのまま『恋愛』に繋がる物語か?という疑問があった。多くの要素と道具が錯誤しすぎている。過剰である。
 もっとシンプルでいいんじゃないか?それが、現在の考えである。

 物語は身体一つで語れる方が、よりパワフルで多彩な色を出せるのであないか?言葉もはっきりした方がいい。明確に。「トゥーリーのショー」ではないが、音楽も取り入れよう。道具は少なめだ。



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2007/05/16 10:07 PM, from -
芸能プロダクション所属モデル 蛯原 友里
芸能プロダクション パール所属モデル蛯原 友里(えびはら ゆり) 愛称: エビちゃん【生年月日】1979年10月3日【出身地】日本・宮崎県宮崎郡佐土原町(現・宮崎市)【血液型】O型【身長 / 体重】169 cm / 48 kg【スリーサイズ】82 - 58 - 83 cm【靴のサイズ】24.5 cm【特
2007/06/25 6:40 PM, from 芸能プロダクション【モデル・声優】

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